余興へのこだわり
わたくしは、結婚式の余興をいくつかやらせてもらったことがあります。
愛するももクロを踊ったり。
J Soul Brothersの4代目になったり。
ここで、わたくしが余興に対してこだわっている、皆様の興味がパックリと分かれるような、そんな話を突然したいと思っています。
まず。
基本的には踊りをメインにしています。
これは、ただ単純に、わたくしが踊ることをこよなく愛しているからであります。
私を大事な結婚式の余興に選んでくれた友人が、ダンスか好きか嫌いか、ということはもはやどうでも良いのです。
ただ、踊りたいのです。
嘘です。ダンスで喜んでもらう自信があるからです。
わたくしは、余興を頼んでくれる友人を心底愛しています。
次に。
何の曲をセレクトするのか。
こちらは、なるべく結婚式の主役おふたりが好きな曲が良いでしょう。
当たり前です。汗ふりまいてキラッキラの笑顔で主役に向かって表現したところで、本人様がよく知らない曲だとノレないからです。
しかし、ここからが重要です。
主役が好きだからといって、マイナーな曲をセレクトしてしまうと、大喜びなのは主役と私達ダンサーだけであり、そこにいる観客(言い方が悪いですね、ゲストの方々ですね)が、
ポカン(゚д゚)と
してしまうからです。
では、どうしたら良いのか?
それは一目瞭然。
その時の流行りの曲をセレクトするのです。
フォーチュンクッキー
チューチュートレインなどを挙げるとおわかり頂けるでしょうか?
あ、昔流行ったものでもいいですね
例えば、ハッピーサマーウエティングなどは、
THE☆結婚式☆の、象徴ですからね。
う~わ懐かしい~!と、胸を踊らせるような曲だとよろしいかと。
主役が好きな曲で、なおかつゲストの方々まるごと楽しめるような、そんな曲をセレクトしましょう。
さて、ゲストの方々もまるごと楽しめるようにするには、曲選び以外にも工夫します。
人間の、【自分も参加することでより楽しめる原理】を利用します。
結婚式当日に、初めて見る余興に、なぜか参加できる。
そんなこと可能なのか?
はい、可能です。
参加の促し①
コール部分をカンペにしておき、ゲストに見えるよう先だしする。
そうすることで、何となく読み上げるだけでも参加できる。
おじいちゃんおばあちゃんは
音程は合ってなかったとしても、参加することに意味がある。
そして若者たちは、音程は覚えてるけど歌詞忘れた!て人が非常に多いのです。
こちらを利用しましょう。
カンペを持っている人が、ゲストに向かって、一緒にコールしたり、身振り手振りで
(さあ!ここを読んで!)
(次はここ!)
(いいね!その調子!)
と、あおれる技術を持った人だとなおのこと、良しです。
ちなみにこういう技術者は、保育者や幼稚園教諭に多いです。
目立つことがお好きなのでしょう。
参加の促し②
【クラッカーや蛍光棒などグッズを事前に配っておく】
これは簡単。恥ずかしがり屋さんでも出来ます。
あとは、どのタイミングでどのように使うかを、事前に伝えておくだけ。
しかも、同じ席の人に言いふらすよう、伝えます。
するってーと、席に知らない人がいても、秘密を共有することで、いとも簡単に仲良くなれるのです。
さあ、みんなが祝福に向けて、ワクワクそわそわしてくる頃でしょう。
参加の促し③
【ラストに向けて、絶頂の盛り上がりをあおる】
これは、余興を行う場所。
最初から最後まで同じ場所でやってしまっては、そこから遠い方々は、なんとなくお客さん状態になってしまいます。
そこで。
最初は主役から一番遠い位置で踊っていた。
しかしラストを迎える追い込みの場面で、徐々に移動して主役の方へ移動。
そう、ここでピン!と来た人は、察しが良いですね、好きです。
たくさんのゲストの間をぬけて、移動することになるのです。
この時、身振り手振りで
(さあ!主役のところにいくよ!)
(バクバク食べてないで走るよ!)
(あんたなに、私が踊ってるっていうのに、携帯みてんのさ!)
と、一緒に前に移動するよう促します。
全員動かさなくていいんです。
恥ずかしがりちゃんたちは、拍手で見送ってくれます。
目立ちたがりのノリノリちゃんだけ、一緒に連れていけば良いのです。
最後は大好きな主役に向けて、
祝福の気持ちを思う存分、
ぶつけてやりましょう!!!☆
何が言いたいかってゆーと、
私は余興が大好きなのです!
一緒に余興をしたあとのメンバーには、
絆が残ります。
大人のおゆうぎ会みたい♡
あ!余興メンバーは、出来れば新郎側と新婦側とどっちも含めてみんなでやった方が盛り上がるってことを、書くの忘れてた!
くそ!まだまだ語り尽くせないぜ!
だが、もう昼食の時間。
タイムリミットだ。
悔しいが..さらばだ。