打倒・筋肉注射
筋肉注射を打たれました。
痛いですよ~
でも、すぐ終わりますからね
頑張りましょう!
と、天使のナースが言いました。
私はいつものように手をぐっと握り、
目をつむり心を無にしました。
そう、精神統一です。
大地と一体化するのだ。
(最近ナルトで盛り上がっている内輪の話になりました、失敬)
これがかな~~~~り痛かった。
肩に雷が落ちた。
しかも長い。
ビビりな私には、とてつもなく長く感じるのだ。
それにしたって、笑顔溢れるナースは天使ですね。
天使のナースとは、よく言ったものだ。
いや違う、白衣の天使だ。
私の友達ナース達も、こんな笑顔と優しさを振り撒いているのだろうか。
どうだろう。
う~む。鬼のナースと呼ばれていそうな友達ナースが浮かぶなぁ。
いやいや、こんなことを言ってはいけない。
○ラれる。
それにしても、どれにしても、
弱っている時に親切にしてくれるナースは、
本当に癒されます。
遠慮して言わないでいたことも、
気付いて声をかけてくれるナースを見ると、
あぁ、この人は、どこの職場でも何の仕事でも、
きっと【使える】存在であり、
一目置かれるキーパーソンとなるのだなぁ、と。
しかも、決まってそういう類いの人たちは、
気遣いが自然なんだなぁ。
いつも、『気を遣ってます!』というような人は、疲れるのよなぁ。
ナチュラルに会話し、和んできた頃合いに、
『こういうのあるけど、使ってみる?』と、
提案してくれるのだなぁ。
私は基本、あまり知りもしない人に敬語を使われないことが、嫌いだ。
しかし、心地のよい敬語なし言葉をくれるのだなぁ。
話すときの、間合いが、とてもうまいのだなぁ。
あぁ..
男だったら、こういう女を嫁にもらおう。
そんなことを考えている、
18時半であった。