勝ち気なおこりんぼ
の子って、いますよね(笑)
ゲームで負けたら『もうやらない!!ふん!!』てなるような(笑)
そして自分の得意分野だけやりたいような(笑)
そーゆー子って、わりと要領がよくてゲームルールの理解が早い、賢い子が多い気がします。
でも、もったいないなーーーと。
思うわけです。
その背景には、なにがあるのかなー?って考えて。
なんだか、よくよく観察していると
認められたいとか、褒められたいって気持ちが強いのかなー?って思いました。
とくだん、これ!!て誇れる得意分野がない私にとっては
『ん~。脚が1番速いだけでも私は天狗になるし、他の分野では、他の人に勝ちを譲れるほどの心の余裕はあるけどなあ。』
と、思ったりするのだが。
でも、きっと、その子の中で、譲れない何かがあるんだなあって。
どーしたらいいものか。
試行錯誤して試してみると
1番響いた関わりかたがあった。
まずは、『苦手なことを一生懸命に取り組むことの大切さ』を伝えること。
当たり前に思うかもしれないけど
それが出来てないことが多い。
『うまくできない!だからいーや!やめる!』ってのは、もったいないことだよって。
本音でぶつかればこどもだってわかる。
そして、練習(その子の苦手なあそび)には、とことんこちらは向き合う。
『すぐに諦めない!!』って、言いっぱなしは簡単。
でも、『先生もうまくなりたいから、一緒にがんばろ!!』って。
先生だったり親だったりが、いつも完璧じゃなくていい。
周りの大人が一生懸命な姿を見せることって、とても大切。
女優になって『うわ!すごく難しい!!待って、もう一回、チャレンジしてみてもいい??』って。
カッコ悪さを見せるのも、心の成長には不可欠な気がする。
『先生、さっき全然出来なかったけど、少しずつうまくなってきたよね?!みてくれてた?!嬉しい!!イエーーーーイ☆☆』
これ、魔法の言葉。
先生がんばってやがる(笑)
下手なのに、全然諦めねえ(笑)
うけるなあ~~~
俺も、ちょっと、やってみっかな?
て、なるよbb
(多少強引に、ポジティブ思考へ導く!!)
↑わたくしの得意分野
『○○くん、脚がとっても速いんだから、これだって練習したらもっとうまくなるよきっと!!』
とか
『すぐに上手にはなれないけど、諦めないで頑張れて、偉いね!!』
とか
『出来ることが増えると、すっごく嬉しいね!!園長先生にみてもらおう!』
とか。
そんな風に言い続けてきたけど
この関わりでたくさんの負けん気強い子ちゃんたちのやる気がみなぎってきたんだよなあ(笑)
保育に正解はないけど。
やっぱりこどもたちのキラキラした笑顔は嬉しいし
前向きに努力する姿は輝いてるゼbb
(セリフがくさい)
大人になったらうまくいかないことばっかだぜい!!
でもよ!
今のうちから強いたくましい、しなりのある心を育てられれば、
そんなの乗り越えていけるってばよう!!
未来モンスターたちよ
今日も存分に、おもいっきり!!
あそべえええい!!!
そう、考えながら、
わたくしはこどもたちと本気のドッヂボールをするのであった。
(笑)
『ほら!今の、○○なところがうまかったよ!』
って、いいタイミングでこえをかける。
見逃さない。
『もうやらね!!』ってすねくれても
(やっぱ、もすこし、やろっかな?)って戻ってきたときは
気にしてないふりをしてもう一度いれてやる。
この、
『気にしてないふり』がうまい先生ってのが
こどもたちを大きく成長させんだよなあ~。
口うるさい先生じゃなくて、
ここぞ!!てときの声かけがうるさい自分でいたい。
そんな熱い気持ちを、どうかわかってくれる同士、求む。
(笑)